男性看護師同士の人間関係は楽か?
女性看護師の派閥の中でぼんやり働いているように見える男性看護師ですが、男性看護師達の中にも派閥のようなものが出来る場合があります。
僕が見てきた男性看護師のパターンは、
・おちゃらけ系
・メンヘラ・粘着系
・体育会系
・おねぇ・ゲイ系
・意識高い系
という感じだったのですが、女性の職場の中に入って行こうっていうくらいなので癖の強い人が多いのは確かです。
で、
癖が強い人が集まると、当然揉め事も起こるわけです。
本人が起こさなくても周りで起こると、少ない男性陣ですから巻き込み事故を食らっちゃったりします。
直接やりあってもらったらこっちは楽でいいんですが、仕事もあるのでそうもいきません。
夜勤中に
「なぁお前はあいつのことどう思う?」
的な流れは鉄板なわけで…
男も女も陰口好きなのには変わりないんですよねぇ。
問題はこういう時、男ってのは大体「ちょっと飲みに行こうぜ」という展開になりがちです。先輩からの誘いだと断れません。
特に体育会系の先輩だとね…。
男性看護師は少ないですから逃げることもできないわけです。
で、僕なんかはどっちつかずでいる方だったのですが、そうなると両方から誘われたりして余計にややこしくなってきます。
あっちで聞きこっちで聞きしてる間にプライベートな時間がどんどん潰されていくんですよねぇ。結構ツラい…。
こういう場合に有効な策は一つです。
どっちつかずならそれをやり抜け!
どっちの意見に迎合してもいけません。
サシの呑みでも「そんなもんですかねぇ」的な感じを貫く。
間違っても「ですよね!僕も思ってました!」みたいにやっちゃダメですよ。
どっちかの味方になっちゃいますから。
じゃあ逆に病棟で男性看護師2人とかならいいか?って言われるとそうでもありません。
これもこれで面倒なんですよね。
仲良くなれるかはわからないわけですし、
悪目立ちしてる分、仕事のこと性格のこと、様々比べられますから身に覚えのない反感を買ってしまったりします。
微妙な距離感でやっていかないとダメなんですよ。
そのあたりを分かった人同士だと上手くいったり、年齢が離れていると上手くいったりもするんでしょうが、人事ってのはこっちの都合じゃやってくれないわけで、どうやっても人間関係は付きまとうわけです。
いずれにしても、
仕事とプライベートとスパっと切り分けられる能力を磨いていきましょう。
そんな僕は今、介護施設で勤めています。男性看護師は一人だけ。
(転職のコツとかはこちらの記事に書いています:「男性看護師の転職」
ただ、看護師自体の数が少なく、平均年齢高めだったりするので、気は楽です。
おばちゃんの対応得意ですし(もう自分もおっさんですが…w)。
こんな呑気な職場でも多少は色々あるわけですから、仕事ってのはつくづく人間関係なんですよね。