看護技術その他

男性看護師が教える採血のコツ

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新卒はまず採血を覚えよう

いくつかの病院・施設を渡り歩いたダメダメ看護師の僕が言えることの一つに

採血は出来るようになっとけ!

というのがあります。

採血さえ出来ればなんとか仕事になるからです。卒後2年くらいは我慢して病棟で頑張れというのもむしろここにあると言ってもいいくらい。
当たり前ですが、採血ができれば点滴ができますし、サーフローなどの留置針もいれることができます。

採血、点滴は看護師の業務の基本中の基本です。

いや、もっと大事なこともあるのですが、現実問題としてこれが出来なければ仕事にならないのは事実でしょう。

僕は大学病院で実習をしましたので、採血の実習がほとんどありませんでした。なので勤めだしてからずいぶん苦労しました。

→採血が出来ないとロクに仕事がないんです。

(大学病院では採血は研修医の先生がやりますから。看護師はあんまりやらないんです。ましてや学生の練習なんて皆無でした。)

というわけで、僕が先輩から教えてもらった様々なアドバイスなどを交えて紹介していきたいと思います。

男性看護師が教える採血のコツ

・見た目に騙されるな!

青い血管が見えてるからと言って、そこを突けばいいってもんではありません。触ってみてぷりんとした膨らみがあるかを確認して下さい。

問題

A)血管が見えているがプリンとした感触がない
B)血管は見えていないが感触がある。

この場合刺すのはB)です。

・先輩が探している場所を覚える

静脈の走行は人間ならだいたい同じです。先輩達は適当に探してるわけでありません。あたりをつけて探しています。難しいケースほど、どこを探すのかを見ておきましょう。

解剖学の本を見直したり、先輩が探している場所をよく見ておきましょう。

採血の成功率は血管探しにあると言っても過言ではありません。
落ち着いて良い血管を探しましょう。適当に刺してしまうと必ず失敗します。
本当にどこにもないのか?しっかりとチェックしましょう。

・刺入部位の少し下の皮膚を軽く末梢側にひっぱろう

組織をひっぱることで血管がずれないようにします。
プリップリの血管ほどクリンと逃げますのでしっかり固定しましょう。
特に高齢者の血管はうねうねしていますから、ひっぱることで真っ直ぐになり、やりやすくなります。

豆知識)よく浮き出た血管は噛まれたりした時にクリンと逃げて出血しないようになっています。野生の名残ですね。

・刺す時は15〜30°の角度でまっすぐに、刺さる瞬間は針の切れ味を意識して

針の切れ味を意識してっていうのはよく言われたのですが、意味がわかりませんよね。簡単にいえば、「思ったより切れるよ」ってことです。
皮膚に沈ませながら押しこむようにるすと、スルッと刺さります。こうやると痛くないんです。

・刺す場所は狙った血管の手前で

どうしても、血管ドンピシャを狙いたくなりますが、それだと針を進めた時点で突き破る可能性が大です。
針を進めた時に血管にあたるイメージで。
針は刺さってしまえばゆっくり進める分には痛くありません(グリグリすると痛いですよ)。その間に微調整しましょう。

・言い訳を決めておこう

そろそろ僕の本領が出てきました(笑)。失敗した時の言葉がスルっと出るようになったら一人前です。

「今日朝ごはんちゃんと食べました?血管も元気ないですよ」

「あれ?嫌われてますねぇ」

朝一の採血だと「ちゃんんと眠れましたぁ?」みたいなのもありですね。

もちろん「すみません」に付け加える形で使いましょう。こういうのが上手く決まると失敗したという印象が薄らぎます。空気が和やかだと落ち着いて出来ますからね。

・Y字の股を狙う

Y字血管

これは先輩に教えてもらったのですが、Y字をひっくり返した股のところを狙えば外さないというものです。
わかりますでしょうか?
この形の血管では僕はほぼ失敗なくいけてます。
こんな都合のいい血管があればの話ですけども…。

・代わってもらう

いよいよ最終手段です。
先輩に代わってもらう!!
患者さんの顔色や空気を読んで、ギリギリまでがんばりましょう。
2回目で怒りまくる人もいれば5回くらい「いいよいいよ」って感じの人もいます。どんな人でも4回くらいにしておきましょう。

パートナーの先輩が怖いからといってひたすら刺しまくっていると、患者さんを怒らせ、クレームにになりますから、あとで余計怒られます。適当な時に代わってもらいましょう。

大事なことは、代わってもらう代わりに自分も「なにかやっておくことないですか?」と一声かけることです。負担をかけるわけですから、少しでも手伝う気持ちを(たとえ嘘でもw)表に出しておきましょう。

そのためにも日々の中で苦手な先輩などをつくらないようにしておくことが大事です。
良好な人間関係を築くのはしんどいですが、新人の間はそれも含めて修行時代なのかもしれませんね。

その代わりと言ってはなんですが、採血が出来るようになるとそこそこいろんな場所へ転職することができます。自分で「もう僕は採血はマスターした!」なんて思えるかどうかは別ですが、目安として人に交代を頼まれたりすれば人並みには出来るって考えていいんじゃないでしょうか?

そうなると転職しても大丈夫。今いるところが嫌な職場だったらとっと逃げちゃいましょうw。
マジな話、変なストレスのまま働き続けるのは身体にも精神にも良くないです。特に看護師はメンタルやられちゃう人多いですから。人生楽しくないと意味がありません。
参考になるかもしれない記事:「男性看護師の転職(女性の方も是非読んで下さいm(_ _)m)」

転職はいつもどうしてるのですか?という問い合わせが多いので、これを回答にさせていただきます

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