男性看護師間でイジメを受けて転職する人を見かけました
ネットを見てたらイジメが原因で転職を考えてるっていう男性看護師がいました。
その人のスペック
・単科の精神病院勤務
・年齢40代
・言葉によるイジメ「看護記録の書き方も知らないのか?」「もうECGはとるな掃除でもしてろ」など
・師長に相談しても「指導の一環」の一点張り
想像ですけど、ちょっとドンクサイ人なのかな?って思っちゃいました(笑)。
や、だからってイジメていいわけじゃないですけど…。
この人は悲痛な叫びをネットに書いていたんですけども、どうですかね?
転職したらいいんじゃないでしょうか?
今は看護師不足だし条件の良いところを見つけて転職しちゃうのがいいと思います。
そのための資格って言ってもいいくらいです。
ただ見直すべきところは見直した方がいいと思います。
自分の悪いところ、今の病院の悪いところ。
その両方を見直す必要があるんじゃないでしょうか。
再度精神科への転職を考えてるか?
まず、精神科って男性看護師が多いですよね。なので、結構体育会系のところが多かったりします。
そういうノリが苦手な人は苦手かもしれません。
それが良いとか悪いとかの問題ではなく、そういう場所が多いっていう事実です。
つまり、この人が再度精神科へ転職したとしてもまたノリは同じの可能性が高い。
辞めたくなったポイントの中に「精神科看護師の体育会系のノリがしんどい」っていうのがあれば精神科は良くない気がします。
必要最低限の心構え
そもそも看護ってチームでやるものですから大人のコミュニケーション能力が必要不可欠です。
汚い話ですが、相手に合わせることも、頭を下げることも、仕事ですからあり得ます。
空気を読んでその場のノリに合わせなきゃならないこともあります。
それはたぶんどこに行っても同じ。もっと言えばどんな仕事でも同じなのではないでしょうか?
「わたしの看護技術は完璧だから一人でもやっていける」
というのは大間違いで、看護師だからこそチームワークが必要ですよね。
だって看護スタッフ間の仕組みが安全と安楽を提供するんですから。
一人で出来ることの限界(24時間体制とかコードブルーとか)を越えられるのは仕組みのおかげです。
でも別に全人格を捧げよと言うわけではありません。
心のなかで舌を出してても全然構いません。必要最低限のチームワークが保てればそれでいい。
その辺の力の入れ方がわかるまではしんどいでしょうけれど、パワーバランスがわかってくると楽です。
そういう意味ではゲームに似てるんじゃないかなと思います。
パワーバランスを頭に描きながら、俯瞰したような視点で働いていると面白くなってくるのでオススメです。
ちなみに、メンタルが強くて「誰にも媚びねぇし!」っていう人は別にそのままでいいと思います。今書いてるのはメンタル弱い人向けの話ですから(笑)。
さてこの人には転職以外の方法もあるんじゃないか?
看護というチームワークがメインの職場でみんなの足を引っ張ってばかりいたら、イジメのようなことも起きるかもしれません。
ただ、転職以外の方法もあるんじゃないかなと思います。
看護記録なら本とかもたくさん出てますし、先輩の記録を見て勉強するとかしてはどうでしょうか?
そもそも、ECGの12誘導をマスターするだけならそんなにかからないんじゃないでしょうか?
出来てるのにイジメられてるなら話は別ですが、出来てない(もしくは時間がかかる)ということなら、そこは勉強したほうがいいと思います。今すぐじゃなくてもいつかは乗り越える気持ちがないとダメですよね。
どこへいっても多分そこでつまづきます。
得意なことを見つけるというのもありです。看護技術も大事ですが、看護には人柄なんかも大事です。
精神科なら訴えを聴くというのも技術です。
あと、皆が嫌がることを率先していくというのもいいと思います。
僕が1年目の時は徹底的にそれをやりました。
先輩たちがちょっと避けてるような患者さんのところに積極的に行きました。それは別にポリシーとかじゃなく、「1年目の僕には勢いしかないな」と思ってたからです。
見てる人は見てるもんで、「そういうとこ偉いと思ってるよ~」って声をかけてもらったりして、結果的にその他のことも色々教えてもらえるようになって上手くやっていくことができたんじゃないかと思います。
まとめ
それとも、転職先でも同じ問題にぶつかるのか?を考える。
転職すると一旦決めてみて、ここを冷静に見極めておきましょう。
転職したら全てが解決するというわけではありませんから(経験上…)。