男性看護師、介護施設へ転職後のデメリットって何?
転職して男性看護師として介護施設に転職したわけですが、前回はメリットや良い点を書きました。
で、今回はデメリットについて書きますね。
先日、年末大掃除がありました。
病院などでは業者さんや看護助手さんが毎日やってくれてる掃除です。
が、介護施設では職員がやらねばなりません。
病院よりも介護施設の方はアットホームというか、精神論が好きというか。
そういう感じで、合理性とは少し離れています。
だって、掃除なんか外注にした方が楽ですもんね。
でもあえて職員を使う。
どうしてそんなことすんの?って話なんですけども、介護施設は社会福祉法人がやっています。
だから経営方針が病院と違うんですよね。
患者さんを増やしたり、処置を増やすことで収入アップという構図が成り立たない。
だってそうじゃないですか。
病院は治療目標があり、患者さんを回転させてナンボですが、介護施設は終(つい)の住み家ですから、そうそう動かない。
定員マックスになればそれ以上収入は増えません。
というか、営利目的の活動をしてはいけないということになっています(例えばCMとか)。
外注なんてしてると経営が破綻するわけです。
そんなこんなでともかく介護施設では僕たち職員で大掃除をやらなければならない。
そんな時に狙われるのが男性。
看護師と言えども男手として駆りだされます。
その日は一日中ポリッシャーかけてましたね。
疲れた…。
ですが、別にその日の給料が減らされるわけではなく、普通に看護師として働いただけ給料がもらえます(当たり前だけど)。
僕以外の女性ナースのみなさんは、それこそ浣腸やら摘便やら「サーフローが入らないんです~~」やらやっていましたが、ポリッシャーの僕と同じ給料です。
それを良しとするかどうかなんですけどもね。
僕としては、たまには掃除もいいもんだなぁなんて呑気に考えてます。
介護士さんや事務員さんと仲良くなれますしね。
そのあと打ち上げなんかで、かわいい女の子ともっと深く親交を深められるかもしれませんしね。なかったけどね。そんなことなかったけどね。
ただ、看護師の仕事にプライド持ってる人ならちょっとキツいかもしれませんので、介護施設への転職を考えてる方はこういう事態も頭に入れておいてください。
僕は、仕事に貴賤なしと思ってますし、そもそもこんな半端な男性看護師でそこそこの給料貰ってるんだから偉そうなこと言いませんって感じなんですけども…。