看護師がオススメする鼻水止めの漢方薬~小青竜湯とは
寒くなってくると風邪をひくわけですが、風邪の治療薬を作ったらノーベル賞を貰えると言われるくらい難しい病気だったりします。
つまり、インフルエンザやはたまた肺炎などといった(ある程度にしても)原因がわかるものならば、抗生剤によって叩けばいいわけですが、「かぜ症候群」にはこれといった原因はありません。
つまり対症療法しかありません。
というか、症候群なわけですから、そもそも病名ではなく症状の名前ってことですね。
さて
悪寒
咳
鼻汁
咽頭痛
などかぜ症候群には様々な症状がありますが、今日は鼻汁の対策を書こうと思います。
一昔前は「ダンリッチ」というカプセルがあって、僕もよく飲んでいました。
鼻が痛いくらいにカラッカラになって、あと副作用の眠気が凄かった。風邪で鼻水と言えばダンリッチが出ていました。
でもこの薬は脳内出血を起こすという副作用のため製造中止になりました。残念。
今は主にセレスタミンという抗ヒスタミン+ステロイドの錠剤が使われることが多くなりました。これもまずまず効くんですが、眠気がひどい。これ飲んでカンファなんか出たら居眠り必須です。
病院なら「鼻でセレスタミン飲んでまして…」で通用することも、僕のように介護施設勤務だと通用しません。セレスタミンが何か伝わりませんから。
というわけで、最近僕が教えてもらった方法が、
小青竜湯×2包飲みです。
漢方薬なんですが、かなり鼻汁を止めてくれますし、眠気もありません。
ツムラの19番。
ドラッグストアでも売ってますが、処方してもらったほうが安いので、心安いドクターに頼んで貰っておきましょう。
2包いっぺんに飲むことを忘れずに!!
これで会議も大丈夫!!