男性看護師がオールラウンダーになるにはどこに転職すればいいの?
看護師と言えば一般の人に頼られがちです。しかしながら、専門以外は中々知識がつかないのは事実。
・誰かに相談された時に頼りになれるか?
・大災害が起こった時に医療従事者として動けるか?
と言われれば一概にそうは言えません。
自分の専門のことであれば大抵のことはわかっても、それ以外のこととなるとわからないのが本当のところです。看護師やってる以上、最低限力にはなりたいですよね。
例えば、循環器外科に勤めている場合ヘルツについてはたくさんの知識があっても、骨折のことになれば知識がなかったりします。もちろん、全てのことを勉強していれば別ですが、日常業務に関係ない勉強なんてなかなかやりませんよね?
男性看護師は特にそうで、女性看護師と同じというのは建前で、実際には働ける科が限られているからです。
・精神科
・オペ室
・救外
・透析
大きく言えばこのあたりになるのですが、例えば「透析」で勤めていた場合は脳外や骨折のことなんかには疎くなります。
また、「救外」は様々な症例を看るでしょうけれど、重症患者が中心で内服で治療できるような風邪や変形性膝関節症なんかには疎くなります。
男性看護師がオールラウンダーになるためには以外にもこんな科がオススメ
まぁオールラウンダーになる必要は別にないっちゃないんですが、もしそうなりたいなら以外にもこんなところに就職するのがオススメです。
・精神科
・介護施設
驚きました?
精神科は心の病を患った人が入院しているのですが、肉体的には健康な場合が多いですよね。つまり、一般の人と同じなわけです。同じようにOAになったり、糖尿病になったり、急性心筋梗塞を起こします。インフルエンザやノロウィルスなどの感染症もおこりえます(外泊先から感染してくるというケースです)。
つまり、様々な症例に当たることが出来るわけで、その度に看護師は勉強し、その治療や対処法を経験することが出来ます。
重症でなはいけれど、一般の人にとても役に立つ知識を得ることができるんです。
同じように「介護施設」であれば、そもそも入所の時点で様々な合併症を持っている方が多いですから、それについての内服内容や予備知識を得る必要に迫られます。窒息の対応なども経験するでしょう。日本は高齢化社会になっていきますから、それらへの対処法は日々の中で必ず役に立つでしょう。
女性看護師であれば、一般内科や混合病棟といった場所で働く機会も多いでしょうから、比較的オールラウンダーになりやすいんですが、男性看護師は中々そうもいきません。
もし、「災害時に役に立てるような看護師になりたい」「家族や友人の相談に乗れるような看護師になりたい」と思っている人がいれば、参考にしてくださいね。
それでは!