男性看護師(精神科)で転職に成功した人ってどうやったの?
精神科出身の男性看護師の転職が成功しにくいのは前にも書きました。
と言ってもP科からP科だと何の問題もないんです。問題は他の科に移る場合の話。
P科って特殊だからたいてい失敗することが多いんですよね。
僕もP科出身なんですが見事に失敗し、それが転職人生の始まりでしたよ…。
転職成功事例
さて、華麗に転身を遂げた元同僚はいかにして転職を成功させたか。
2つあると思います。
・オペ室を選んだ
・そこのオペ室には男性看護師が結構いた
オペ室の患者さんは基本意識がないですので、男性だからって拒否されるケアがほとんどありません。男性看護師が孤立する原因として、
出来ないケアがある⇒仕事量が少ない⇒女性看護師からクレームが出はじめる
の流れが多いですので、これは結構大きいところですね。
ICUや救急外来などにも同じことが言えるのですが、オペ室と比べると圧倒的にオペ室に来るPtの方が意識がない場合が多い。
男性看護師的にはそれだけやりやすいということです。
また、オペ室というのは仕事中にあまりしゃべりません。
外回りだと多少は喋ったりするかもしれませんが、直介ではドクターも真横に居るわけですし、黙々と仕事をしています。
オペ終了間際にドクターも交えて多少は冗談を言う(患者さんが麻酔にかかってるのをいいことにw)かもしれませんが、それもたかがしれています。
↑何と比べてるかというと、一般病棟の女性同士のお喋りに比べたらって話です。
もちろん病院や病棟ごとに差はあるでしょうけど、女性グループのドロドロが少ない(あくまで個人的感想です)。
勉強さえすればオケ
オペ場ナースは術式や機械についてしっかり把握しておくという大前提があります。
逆を言えば、そこを努力でクリアできれば十分に仕事が出来るということです。
わりと職人的な仕事なんですよね。
だからオペ場ナースも職人気質の人が多い気がします。環境がそうさせていくってところもあるんでしょうね。
あと美人も多い気がしますw。
ともかく、人間関係が割とドライっていうか、いい意味でビジネスライク。
精神科出身の男性看護師も努力すれば十二分に通用する世界ではないでしょうか。
そこを選んで転職し、努力した同僚は本当に偉いと思います。
今でもオペ室でバリバリやってるそうで、たまに会うのですが大人って感じしますね。
負けたって感じしますもんね…。
僕なんかモスキートとマギール鉗子と、クーパー、ゾンデくらいしか覚えてませんもん…。
あ!でも、小中規模の病院だとオペ室と病棟を兼任するところもあったりしますし、転職先のオペ室の男性Nsの割合も知っておいた方がいいってそいつが言ってました。