男性看護師は新卒ナースに馬鹿にされたりすることも
男性看護師にも色々いて、ほとんど会話もなく黙々と働く人もいれば、芸人のように楽しい人もいます。
かくいう僕もおちゃらけ担当でやってまして、なぜかというと、
そんなにスキルがないから!
なんですけども、スキルがあってよく出来る人もナースステーションや休憩室では結構おちゃらけの人がいます。
というのも、女性看護師の派閥争いというのは常にあって、普通の会話や申し送りの中に毒を潜ませるなんてことがしょっちゅうあるんですね。
そんなのを一つ一つ相手にしていると相当消耗し、どっちの味方にも敵にもなりたくないですので、おちゃらけて乗り切るわけです。
男性看護師はある意味ピエロですな
まぁ黙々とやるっていう方法もあるんですが、さっきも言ったようにスキルが伴わないとただの根暗になってしまいます。
この場合のスキルっていうのは統率力や「いざという時はビシっと言う」なんてことも含まれています。
→僕には無理。
というわけで、ひたすら楽しい兄ちゃん~おっちゃんとして働いているわけです。
晴れの日も雨の日も雪の日も。
でも真面目な話、どういうキャラで働くかは結構重要なポイントです。
おちゃらけキャラのメリット
・わからないことは「それなにそれなに?」ってきける。
・上司にかわいがってもらいやすい。
・比較的モテる。
おちゃらけキャラのデメリット
・バカにされやすい。
・決める時は決めないと出世できない。
・虚しいときもある。
思い当たるメリット・デメリットはこのあたりでしょうか。
デメリットとして挙げましたが、馬鹿にされるっていうのは結構ツラいです。
新卒ナースのプリセプターをやってたことがあって、いつものように面白おかしくやってたんですが、僕がちょっと病室に入り込んで患者さんの話を聞いていたら、外で僕を探してる声が聞こえたんです。
探してる途中で、新卒ナース同士が出会ったらしく、
新卒A:「ねぇねぇ○○(僕の名前)君見なかった?」
新卒B:「○○君?見てないよ。□□さん(先輩男性看護師)なら居たけど。それにしても○○君よく消えるよねぇ。」
AとB:「あはははははは」
という会話が聞こえたので、「どしたどした?」って出ていくと
AとB:「あ!○○さ~~ん」
新卒A:「探してたんですぅ」
ちょ、待てよ!
君たち今「君」で呼んでたよね?
先輩は「さん」だったのに僕のことは「君」だったよね?
僕が出ていったら急いで「さん」に変えたよね?
と思ったのですが、その時はスルーしました。
→いちいち気にしてたらノイローゼになりますからね。
後日、この話を女性の先輩に面白おかしく話したら、先輩がそれとなくきいてくれたんです(あえて傷を深めるようなことを…)。
新卒さん達曰く、
「□□さんは□□さんって感じだけど、○○君は○○君って感じ」
だそうで、
つまりおちゃらけキャラをやってるとこういう威厳もクソもない状態になったりもするわけです。
それに耐えながら頑張っていくしかないんですよねぇ。
そんなわけで男性看護師は今日も苦労が絶えないわけです。
オススメ記事:男性看護師の転職